2007年11月20日

Dave Armstrong"A Biblical Defense of Catholicism"

デーヴ・アームストロング『カトリックの聖書的擁護』。アマゾンでの紹介文から。



このエキサイティングな本が示すのは、カトリックは聖書から逸脱しているどころか、際立って、また徹底的に聖書的であるということだ。実の所カトリックは、聖書が明らかに教えていることに完全に合致している唯一のキリスト教である。これを論証するために、カトリックの著作家デーヴ・アームストロング(元プロテスタントの大学伝道師)は、カトリックとプロテスタントの間で最も合意が成り立っていない事柄に焦点を当てている。例えば、信仰の基準としての聖書の役割、信仰のみによって義とされるか、教義は発展するか、ほんとうの聖餐とは何か、マリア崇敬や聖人への祈り、煉獄の存在、救いにおける悔悛の役割、教皇不可謬権の本質などである。

著者について
デーヴ・アームストロングは、二十年以上キリスト教信仰を証している、カトリックの護教家であり福音家である。アームストロングは以前はプロテスタントの大学伝道師であり、1991にカトリック教会に入信した。彼はカトリックについての複数の著書があり、多くのカトリック雑誌に記事も書いている。



プロテスタントは「聖書」のみ、カトリックは「聖書」と「聖伝」、と簡単に片づけられることが多い。これでは、カトリックが教義の源泉として「聖書」をそれほど重要視していないかのようであり、実際、幾つかの教義は「聖書に基づかない」としてプロテスタント側から批判を受けている。これに対して「聖伝」を持ち出しても平行線ではある。
プロテスタント福音派からの改宗者であるカトリック護教家デーヴ・アームストロングはこの本で、その聖書的知識を駆使して、カトリックの教義は「聖書」に反しないこと、従って、「聖書」に基礎づけられうることを論証している。一見聖書に基づかないように見える教義の理解に欠かせない「教義の発展」という概念についても紙幅をさいて説明している。
また、日本ではなじみの少ない、古典的なカトリック護教家の書から多く引用しているのもこの本の特徴であろう。聖書の理解とともに教義の理解も深められるコストパフォーマンスの高い一書である。

(文責・金田一輝)




posted by kanedaitsuki at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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